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素晴らしい日本人に聞くシリーズ

田尻ご夫妻 プロフィール


(田尻惠保 様(左)と田尻成美 様(右))

田尻惠保 様 プロフィール

一橋大学社会学部卒業。一橋大学大学院博士課程を修了。一九七七年(昭和五十二年)学者を目指していたが、二代にわたって実家の会社に勤める社員に懇願され、家業を継ぐ決意をし父、田尻友作の経営する「田尻海運株式会社」に入社する。一九八九年(平成元年)、水環境エンジニアリング企業である都市拡業株式会社代表取締役に就任する。

生来透明な水に強い愛着を有し、横浜市内の川の汚染に人一倍心を痛め、水環境の「保全」でなく「修復」を事業領域の柱にすることを決める。修復の要となるの一九九四年(平成六年)より総販売元として関わっていた水改質装置「ザ・バイオウォーター(THE BIOWATER)」で、 二〇一一年(平成二十三年)には製造元となる。

水環境エンジニアリングを通じての「買い手」、「売り手」、「世間(水環境)」が良くなる「三方良し」をビジネスの基本におき、 二〇一〇年(平成二十二年)には創業百周年記念事業としてハイブリッドミニ水改質システム「エランビタール」、自然素材を使った尿石対策のバイオ洗剤「BWアースクリーン」、水溶性切削油腐敗防止装置「アクアヴェリテ」の開発を完了する。

水改質の技術を給水管の赤錆劣化対策に応用した事業を二〇一三年(平成二十五年)より本格的に展開する。二〇一四年(平成二十六年)にはその効果を判定する測定装置の開発を政府からの助成金を活用して完成させ、二〇一五年(平成二十七年)七月は特許を取得する。これにより日本古来からの伝承技術でもあったザ・バイオウォーターの工業技術化が完成し、全国および海外展開を始めている。

田尻成美 様 プロフィール

神奈川県出身。早稲田大学第一文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専門は修辞学。戸板女子短期大学講師を経て、現在は(株)エランビタール代表取締役。雑誌「現代の眼」「ユリイカ」などに著作の論文、翻訳多数掲載。主な訳書に『都市革命』(アンリ・ルフェーブル著、晶文社刊)『空間と政治』(アンリ・ルフェーブル著、晶文社刊)『文体論序説』(ミカエル・リファテール著、朝日出版社刊、福井芳男他と共訳)がある。 著書に、絵本『しあわせのコツ』(幻冬舎刊)がある。


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