最愛のわが子に注ぐ母のこころ
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2005年11月15日発売
藤原美津子 著
B6判/211頁
定価(本体1,300円+税)
ISBN 978-4883383269
書籍概要
赤ちゃんがおなかにいる時に、お母さんになる人は、どんなことをおなかの子に語りかけるのでしょうか。母は、私に「お母さんはこれからの人生を自分のために使わない。お前のために使うから、お前もどうかすこやかに明るくのびのびと育ってほしい。そして元気に生まれてきてほしい」と繰り返し語りかけていたそうです。
そしてその時の言葉どおりに、自分のために人生を使わず、ひたすら私のために使ってくれました。
「ゆりかごを動かす手は、世界を動かす」と言われています。お母さんの暖かい言葉と心は、次の世代の命を豊かにはぐくむことを信じつつ、私たち母子のささやかな体験をお伝えしたいと思います。
母が、子育ての時に注いだものが、この本を通じて伏流水のように、皆さんの中からも湧き出てくれるように・・・・と心より願っています。
目次
まえがき
- 1 海を渡るつばめの話
- 海を渡るつばめ
- おまえは、親を超えていけ
- いい子は、どの子?
- 2 挨拶は自然に身につけるもの
- おはようございます
- さようならとバイバイ
- 行ってまいります
- 3 叱るべき時に叱る
- ねんねちまちゅ
- お花の頭を取ってはいけません
- 食べ物をおもちゃにするな
- お弁当に手を突っ込まれた
- 4 日常のしつけ
- 一本の虫歯もなかった
- あっこってくえゆ(だっこしてくれる)?
- 前掛けが、ゴミ箱
- 家族の一員
- だめな時には、言いなさい
- ダミーちゃんがほしい
- 5 用心は先にするもの
- 寝る前に、明日着るものを枕元に
- お風呂の桶には、いつも水を張っておきなさい
- 戸締りの用心、泥棒を呼び込むな
- 6 学びの第一歩
- はっきり顔を上げて
- 先生のお顔を良く見てね
- 学ぶ姿勢
- 百点取ったらごほうび?
- みっちゃんの頭は、吸い取り紙?
- なるべく早く机から離れなさい
- 答えは自分で出しなさい
- 分数は何でいるの?
- 7 子供は風邪引き名人、怪我の天才
- 安全第一
- 蚊にも食わせないために
- ブランコから落ちた
- 初めてのお祭り
- 初めての入院
- 今は痛くても
- 叔父さんの大やけど
- 風邪引き名人
- 兵隊さんとばい菌が戦う?
- 8 この子は何に向いているのか
- この辺で、抜かれるはずだ
- 水泳を習う
- 基本が大事
- ぬり絵について
- 9 子供の器を育てる
- 一人っ子と長女
- 読書グループと伸びる器?
- 柔軟な器と硬い器
- 10 人から学ぶもの、いい友達は一生の財産
- 人の陰口は言うな
- どんなに嫌いな人でも、相手の良さは認めよ
- いい友達は、一生の財産
- 尊敬出来る人をお友達に
- 共に幸せを喜ぶ
- おじいちゃんの話
あとがき